皆さんこんにちは。
長崎駅前、交通会館ビル5階で開業しております稲澤歯科医院の稲澤陽三です。
3月に入り、少し暖かくなりましたね。それと同時に季節の変わり目ということで空気の乾燥や温度差により体調を崩してしまうということも増えてくるでしょう。
現在、まだまだコロナ禍ということで少しの風邪でもコロナ疑いになります。ですので、コロナはもちろんのこと風邪であっても予防することが大切です。そこで、今回は鼻うがいについてお話ししましょう。
今や、感染対策の基本といえば手洗いうがいマスクですが、最近は鼻うがいも取り入れられると良いことが言われています。では、どのような効果があるのかというと、菌やウイルスは鼻の奥にある上咽頭という部分に付着しやすく、ここを洗い流すことで菌やウイルスの除去ができます。
また、鼻うがいの液に含まれる塩素イオンが上皮細胞に取り込まれ、細胞内で抗ウイルス作用を持つ次亜塩素酸が作られウイルスの増殖を抑えることができます。
これは、コロナ感染予防の他、花粉症や鼻づまり，副鼻腔炎にも効果があると思います。鼻うがいの方法としては、自身で食塩水を作ることもできますが、市販で専用の者を購入して使用した方が痛みもなく安全でしょう。
最初は抵抗やこわい気持ちがあると思いますが、案外簡単でスッキリして気持ちがいいのでお勧めです。