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磁石式の入れ歯が保険適応に

皆さんこんにちは。長崎市長崎駅前、交通会館ビル5階で開業しております、稲澤歯科医院の稲澤陽三です。

 

朝晩の冷え込みが一段と強くなりましたが、昼間はまだ暖かいですね。寒暖差による体調不良に注意し、元気に過ごしましょう!


さて、本題に入りまして、入れ歯には種類が色々ありますが磁石の力で入れ歯を安定させるものがあり、それは以前からある方法ですが、保険適応外でした。


しかし、令和3年9月より保険適応となりました。この磁性の入れ歯は歯の根っこが残っている場合そこに、キーパーといわれる磁性ステンレスを取り付け、入れ歯には磁石(磁石構造体)を取り付けることで入れ歯の間に磁力が働き、入れ歯が安定しやすくなる仕組みです。


では、全ての方に適応かというとそうではありません。


やはり、保険が適応となるといくつか条件があります。


ご自身の根っこが何本残っているか、歯周病で根っこが弱っていないか、根っこが割れる恐れがないかなど判断しなければなりません。


また、MRI撮影の時は入れ歯を外して撮影しましょう。根っこに付けたキーパーはMRIにひどく影響はないとのことです。


まとめると、磁石式の入れ歯は安定感が増し、より咬みやすくなり入れ歯のサイズを小さくできたりバネが不要になる場合、見た目も良くなります。


まずは、ご自身の入れ歯と、お口の中の状態が保険適応で作ることができるのか、かかりつけの歯科で診てもらいましょう。

 
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