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  • 稲澤陽三

フッ素は虫歯予防になる?

皆さんこんにちは。

長崎駅前 交通会館ビル5階で開業しております稲澤歯科医院の稲澤陽三です。


今年は例年とは違い、九州より先に関東地方の方が梅雨入りしたとのことでこれは数年ぶりだそうです。


近年は異常気象が増えており地球にやさしい取り組みが普及してきており、私も心がけるようにしています。


これからも私たちが住みやすい環境が続きますようにみんなで協力していきましょう!


さて、歯科の話に変わりまして今回はフッ素についてお話ししたいと思います。



子どもの頃に歯科へ行くたびに塗布されていた方も多いのではないでしょうか。なんとなくフッ素=虫歯予防ということは聞いたことがあるけど具体的にどう良いのかは知らない方が多いのではないでしょうか。フッ素には大きく分けて三つの働きがあります。


1つ目は、虫歯菌を弱らせる働きがあります。


虫歯は虫歯菌が作り出す酸によって歯がとけることにより発生します。


しかし、虫歯菌が弱れば酸を作り出すことができないのです。


2つ目は、初期の虫歯の修復です。


穴となってしまった虫歯は治療をするしかありませんが、ごく初期の穴になる前の段階であれば修復する働きがあります。


3つ目は歯の表面のエナメル質という部分を強化することができます。虫歯菌が作り出す酸に対する抵抗力を高めるのです。


フッ素の働きがわかったところで活用法でですが、一般的には私達が普段使っている歯磨き剤に入っているので自然と毎日使っていると思います。


しかしフッ素には濃度があり、歯磨剤に含まれるフッ素濃度は9000ppm~1450ppmです。


それに比べて歯科のフッ素は9000ppmなので高濃度です。


3~4カ月おきに歯科でフッ素を塗ってもらうとより効果的です。

 
 


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