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「力」による歯周病の進行

皆さんこんにちは。

長崎市長崎駅前の交通会館ビル5階で開業しております、稲澤歯科医院です。

歯ぎしりは歯周病の原因のひとつと言われています。

さっそくですが、歯周病の原因には、歯に加わる力があることをご存知ですか?

意外に思われる方が多いのではないでしょうか。

では、歯に力がかかることというのは何かというと、大きく分けて2つあります。

1つ目が、歯ぎしりです。

これは寝ている間に起こることが多いので、ほとんどの方が自覚がありません。

2つ目はくいしばりです。

これは起きている時に何かに集中していたり夢中になっている時に無意識で起こりやすいです。

他にもきしませ型や混在型というのもありますが、全てに共通して歯周病を悪化させてしまうのです。歯に力がかかると、歯を支えている骨が影響を受け、骨が吸収されます。

ちなみにどれくらい強い力がかかるかというと、歯ぎしりの場合は人によっては50~60kg以上もの大きな力で歯に負担をかけていると言われています。

では、どうすれば良いかというと、はぎしり自体を止めることはできませんが、歯ぎしりによる歯の負担、肩こり、頭痛を軽減することはできます。

歯ぎしりに対しては、睡眠時のみ装着していただくマウスピース(ナイトガード)が保険で作ることができます。

くいしばりに対しても、昼用のマウスピースの装着の他、何か目印を作っておき、自分でくいしばっていないか確認する習慣をつけるといった方法があります。

また、歯ぎしりの場合ストレスや環境の変化が原因で起こることもありますので、難しいですがストレス軽減に努めることも1つの方法でしょう。

まずは自己判断せずかかりつけの歯科で診てもらいましょう!

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