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あいうべ体操

皆さんこんにちは。長崎駅前の交通会館ビル5階で開業しております、稲澤歯科医院の稲澤陽三です。

ようやく春が来ましたね。春といえば桜の季節ですが、この時期になると城山小学校の嘉代子桜を思い出します。

原子爆弾が長崎へ落下したとき、たくさんの方が被爆されましたが、嘉代子さんもその中の一人でした。

嘉代子さんのご両親は嘉代子さんを忘れないために城山小学校に50本ほどの桜の木を植え、「嘉代子桜」と名付けました。現在は3~4本に減ってしまいましたが、毎年見事に咲きます。

これにちなんでわたくしが作詞をした「祈り」とうい歌がありますので、是非皆さん聴いてください。

この歌は以前、城山小学校で桜の開花に合わせてコンサートの中で歌われました。少し話しがずれましたが、この季節お花見をされる方が多いはずですが、今年は新型コロナウイルスの影響により残念ながら花見も自粛しなければならない県がほとんどでしょう。

そんな恐ろしいコロナウイスですが、手洗いうがいマスクの基本予防策の他に、本日の題名の通り「あいうべ体操」というものがあります。

あいうべ体操

なぜ予防に良いかというと、この体操をすることで鼻呼吸を促す効果があるからです。

お口の周りの筋肉が衰えていると、無意識のうちに口がぽかんと開き、口呼吸になっているのです。

口呼吸になると、喉が乾燥し、菌やウイルスに感染しやすくなります。

それに対し、鼻は菌やウイルスをろ過して適温にして空気を送り込む役目があります。しかし、鼻に問題があるとうまく呼吸できないので、そういう方は耳鼻科に行きましょう。

では、あいうべ体操の仕方ですが、

①「あー」と言いながら口を大きく縦に開きます。

②「いー」と言いながら口を横に大きく開きます。

③「うー」と言いながら口をすぼめます。

④最後の「べー」は舌を思いきり口の外に出します。

これを1日30回程度、長期間繰り返し行うことで、表情筋が鍛わり口呼吸脱出が可能なのです。

あともう一つ大きな特徴は、唾液量も増えます。以前からお話ししているように唾液にはIgAという免疫物質が含まれているのでウイルス対策に繋がるのです。わからないことがあればお気軽にご相談ください。

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