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稲沢歯科医院

高齢者の生活に潜む危険

皆様明けましておめでとうございます。


年末年始体調を崩さず元気に過ごせましたでしょうか?

毎年1年の幕開けには健康でありたいと改めて願う方も多いのではないでしょうか。


そんな健康面についてのお話しですが特に高齢者が周りにいる方は覚えておきましょう。高齢になると体全体が衰えてきますが同様に口腔内にもそれが表れてきます。



特におもちを食べる時には注意が必要です。おもちは粘着性があり、つまらせると取り出すのが難しいですが高齢者となると更にお口の衰えも加わり最悪のケースも考えられます。お口の衰えとは飲み込む機能の低下や唾液分泌の低下、舌機能の低下が主に挙げられます。


ではどのように注意すべきかというとおもちを食べる時はながら食べは止めましょう。


テレビを見ながら、喋りながら、笑いながらというのは危険です。


「おもちを食べている」ということをしっかり意識しながら食べましょう。


あとはおもちを小さく刻んでゆっくり急がず食べることです。周りの方もおもちを食べる時は見ておく、話しかけないなど配慮すると良いでしょう。


万が一つまらせた場合は咳き込むことが大事です。咳がうまくできない場合はうつ伏せで頭が逆さま

になる程度まで下げましょう。


つまってから4分以内に取り出さないと生存率が下がります。つまったと同時に救急車を呼びましょう。他にも高齢者の危険としてお風呂が挙げられます。お風呂に入る前は湯気や暖房で浴室を温めてから入りましょう。


寒い所から急に熱い所へ行くとヒートショックを起こし倒れて溺れてしまう可能性があります。以上のことを特に注意し生活しましょう。


ということで、本年も皆様のお口の健康をお守りするため元気にこの一年を走りきりたいと思います。

 

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