皆さんこんにちは。長崎駅前交通会館ビル5階で開業しております、稲澤歯科医院です。
3月の後半になり、日中は春らしい気温になってきましたね。
早い所ではすでに桜が咲き始めているとのことで、長かった冬も終わろうとしています。
4月からは新しい環境で生活が始まる方も多いかと思いますが笑顔で元気に過ごせることを祈ります。
歯が黒い所があるから虫歯!?

今回は「歯が黒い所があるから虫歯!?」ということでお送りします。
本題に入りまして、皆さん虫歯は黒いものだと思っていませんか?たまに「これ虫歯ですか?」と聞かれることがあり、本当に虫歯の時もあれば違う時もあります。
違う時というと、よくあるのが奥歯の溝に色がついてるだけだったり、以前の詰め物が変色しているだけだったりします。
逆に、これが虫歯なの?とびっくりされるパターンもあります。それは色が白い虫歯です。
虫歯というのは初期の段階では白くにごります。そこから穴に進行していく過程で茶色や黒っぽくなります。
しかし、初期の白く濁った段階であればしっかり汚れを落として清潔な状態を保ち、フッ素等をうまく併用することで進行を防げる場合があります。また、虫歯が全て痛みを伴うかというとそうではありません。
象牙質や神経に到達する前の段階では痛みがないことがほとんどです。痛みや色で判断するのではなく定期検診を受けて早期発見が必要です。何も症状が無くてもいちど歯科で診てもらいましょう。
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