皆さんこんにちは!長崎駅前 交通会館ビル5階で開業しております、稲澤歯科医院です。
2019年も半分が過ぎましたね。
本当に月日が経つのは早いものです。残り半年皆さんにとって有意義な時間でありますように。。。
さて、本題に入りまして、
歯磨き粉には色々種類がありますが、その中に「白い歯」をイメージさせるものがありますよね。もちろん、当院にも置いています。それについて皆さんどのようなイメージをお持ちですか?
それを使うと歯が白くなるというふうに思っている方が多いと思います。
しかし、一概にそうとは言えません。
基本的には歯を白くするためには、ホワイトニングという処置が必要です。
では、歯磨き粉はどのような役目を果たしているのでしょうか。
歯が黄ばんで見えたり、茶色く見えたりする原因には、内因性のものと、外因性のものがあります。内因性のものとは、主にご自身の歯そのものが元々黄ばんでいたり、加齢により茶色っぽく見えるというものです。
外因性のものとは、タバコによるヤニや、お茶、コーヒー等によるステインのことをさします。
歯を白くする歯磨き粉は、この外因性のものを除去するためのものなのです。
しかし、これも注意していただきたいのは、市販の歯を白くする歯磨き粉の中には、研磨剤が荒いことによりステインを除去するものがあります。
そうすると、歯に傷が付き逆にステインが付きやすくなる可能性があります。
歯科専売のものは歯を守りながら白くするものが多いので安心です。
ただ、ステインやヤニは一度歯科のクリーニングで除去してもらい、その白さを保つ意味で使用するのが良いでしょう。
最初から歯磨き粉だけに頼ると、ステインの付き方にもよりますが、効果が出るまでに時間とお金がかかります。
以上のことをまとめると、歯そのものを白くしたい方はホワイトニングを、歯の白さを保つために、「歯を白くする」と、うたった歯磨剤を使うと良いでしょう。