皆さんこんにちは。
長崎駅前の交通会館ビル5階で開業しております、稲澤歯科医院です。
7月初めの台風は大丈夫でしたか?
ちょうど通勤途中が一番ひどい雨で、びしょ濡れになった方が多いのではないでしょうか?私もその中の一人です。レインコートとレインブーツの必要性を痛感しました((笑))今後も天気が荒れる季節なので注意しましょう。
さて、話は変わって前回に引き続きお口と全身の疾患についてお話ししましょう!
今回は、誤嚥性肺炎についてです。
肺炎は、現在死因の第三位です。肺炎の主な原因は細菌やウィルスによるものです。
細菌近やウィルスは日常生活の場に多く存在しますが、身体の免疫力が低下したときに感染しやすく、炎症を起こします。
では、誤嚥性肺炎はどのようにして起こるかというと、本来なら食道へ流れ込むべき唾液や飲食物が誤って気管に入ってしまい炎症を起こしてしまうことです。
特に高齢者の方は飲み込みが困難になってくることで飲食物を誤嚥したり、睡眠時に唾液が気管に入って、菌により炎症を起こすことが多いのです。つまり、お口の中をキレイにしておかないと誤嚥性肺炎になる可能性が高くなります。これは、寝たきりの方で、口から食べることがなくなった方も同じです。口の中には常在菌がいるからです。
あなたの周りのおじいちゃん、おばあちゃんは大丈夫ですか?きちんと口腔ケアができていますか?
自力でできない方や歯科に通院できない方達に対しては、訪問診療を行っております。詳しくは電話や、直接お尋ねください。
口腔ケアは誤嚥性肺炎の予防になります!!まさか、肺炎は体の病気なのに口と関りがあるなんて!とびっくりされる方もいらっしゃると思います。お口単独で考えるのではなく、今後は体との関りも考えて、より一層お口のケアに力を入れていきましょう(^^)/そして、大好きなおじいちゃん、おばあちゃんを守っていきましょう!