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歯とお口の健康週間②

  • 執筆者の写真: aisca-web
    aisca-web
  • 2017年6月11日
  • 読了時間: 2分

皆様こんにちは。長崎駅前の交通会館ビル5階で開業している稲澤歯科医院です。

前回は歯とお口の健康週間①ということで虫歯についてお話しましたが、ご覧になって頂けましたか?

今回は、歯周病についてお話しようと思います。

歯周病は以前、歯槽膿漏と言っていましたが、どういった病気かいまいちわからない方が多いのではないでしょうか?

イメージとしてはCMでよく見かけるように、歯茎がだんだん下がっていって歯が抜けてしまうといったものでしょう。

↑↑歯周病↑↑

だいたいそれであっていますが、恐いというイメージを持たれている方はまだ少数だと思います。中には「歯周病で歯が抜けてしまうというのは分かるけど、たかが歯1本抜けても特に変わらないでしょ!」と考えてしまう方もいらっしゃいます。しかし、そういった考えが、後々後悔する結果になる可能性があるのです。では、歯周病とはどういった病気なのか、何が恐ろしいのか知っておきましょう。

↑↑歯周病の中度はこのような感じです。↑↑

まず、歯周病というのはその名の通り、歯の周りの組織が病気になることです。なので、歯そのそのものは健康なのに、歯の周りが病気になって歯を失うというものです。

現在、歯を失う原因の第一位でもあります。歯周病になる原因は様々ですが、主な原因は磨き残しです。これは虫歯においても言えますが、やはり細菌が多く残っていると、歯も歯の周りの組織も影響を受けます。

歯周病の前は歯肉炎といって細菌により歯茎が赤くなったり血が出たりして炎症を起こします。歯肉炎の状態であれば、きちんとしたブラッシングで健康な状態に戻ることはできますが、歯肉炎から歯周病に悪化してしまうと、歯を支えている骨にまで炎症がいってしまうので元の状態に戻すことはできません。

骨が溶けてしまうからです。しかも、歯周病は虫歯と違って痛みがなく少しづつ進行するので気づいた時には抜歯するしかないといったことも少なくありません。歯は全て揃ってこそしっかり咬めるので一本でも抜けてしまうと噛むのに不自由します。私たちは日々、歯を失ったことで悩んでらっしゃる方をみているので歯周病がどれほど恐ろしいか分かるのです。

歯は何かあってからでは遅いのです。

これからは、何かある前に、予防で来院されることを強くおすすめします。一生ご自分の歯でおいしくお食事しましょう(^^)/

※歯周病は全身との関りも随分わかってきました。次回は歯周病と全身との関りについてお話します。

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