こんにちは。長崎駅前で開業しております稲澤歯科医院です。
長崎の一大イベント、おくんちが終わりましたが、あとはクリスマス、お正月とあっという間に月日が流れていきますね。
今年も残り約2カ月、元気に過ごしましょう!
元気に過ごすといえば、体調管理はもちろん、しっかり食べることも大事です。そこで、食欲の秋にぴったりなお話をしていきましょう。
先日、勉強会でとても興味深いお話を聞いてきました!
どのような内容かというと、『PRESIDENT』という雑誌で、55~74歳の男女1000人に「健康」「お金と暮らし」「仕事と人間関係」について何を後悔しているかというアンケートをとった結果、「健康」部門での第一位がなんと「歯の定期検診を受けていればよかった」でした!!
これはとても意外な結果だと思われる方が多いと思います。
しかし、歯の損失、入れ歯を経験されている可能性が高い、シニア層の方々だからこそ歯の大切さを実感しているという結果になったのかもしれません。もちろん、歯を失う可能性があるのはシニア世代の方に限りません。では、なぜ歯が大切かというと歯には様々な役割があるからです。
まず、思いつくのは「噛むこと」だと思います。
よく噛むことは、消化を助けることはもちろんのこと、満腹中枢の刺激により肥満防止にも繋がります。次に、歯の役割として、見た目だと思います。
歯のないところは目立ちますし、歯が全部なくなると顔が縮んで見える上、口の周りのしわが増えます。更に、発音がうまくできなくなるので、喋ることが苦痛になることもあります。他にも、「硬いものは食べられないから、最近はおかゆみたいなのばっかりよ」など、食べられるものが限られてきたという声はよく聞きます。
そして、意外なことに歯がたくさんあって、よく噛めるということは脳血流が活発になり、認知症防止になると言われています。まさか、嚙むことが脳と深い関係があるなんでびっくりですよね。
つまり、お口の健康は全身の健康に繋がるのです。実際に、歯をたくさん残すことは長寿の秘訣だと言われています。
歯医者さん=歯を削るというイメージが強いと思いますが、本当は私たちも歯は削りたくありません。歯科医院=予防をする所 だと思って何もないうちから定期検診を受けましょう!