皆さんこんにちは。
長崎市長崎駅前の交通会館ビル5階で開業しております、稲澤歯科医院の稲澤陽三です。
9月に入り、少し涼しくなったかと思いましたがまた暑さが戻ってきて夜は相変わらず冷房にお世話になっております。
さて、本題に入りまして、よくこんな言葉を耳にします。
「うちは親が虫歯(歯周病)になりやすいから私もなりやすいんです。」と。
結論から言いますと、これは誤りです。
親から子へ遺伝するのは歯のサイズや歯並び、顎の形などで、虫歯や歯周病のリスクは遺伝しません。
しかし、遺伝はしませんが感染はしますので、以前もお話しした通り箸やスプーン等を親子間で共用したりするとご両親や祖父母の口腔内細菌は似たような状態になります。
よって遺伝したように思われがちです。
ただ、この遺伝するといった誤解により、親は子に対して同じような思いをしてほしくないということで歯を大切にするように教育します。
これは、お子さんにとってとても良いことですね。2歳半~3歳頃までに菌が定着すると、虫歯や歯周病のリスクも個人差が出てきます。
もちろん食事やケアの仕方にもよりますので小さいうちからフロスの使用や定期的なメンテナンスでお口の健康を保ちましょう。
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