皆さんこんにちは。
長崎駅前、交通会館ビル5階で開業しております稲澤歯科医院です。
患者さんと話しているとよく耳にするのが「もう歳やけんね~」という言葉ですが、どういった場面でよく使われているのでしょう。
それは、歯周病,虫歯の進行状況やそのリスクを説明した時です。
「歯周病で歯がグラグラしてきてるので歯間ブラシを使いましょう」と伝えた時や、「このままでは入れ歯になりますよ」と言った時に“歳だから今更やっても仕方ない”というニュアンスで考えてしまっている様子です。
確かに入れ歯と聞いたら、おじいちゃんおばあちゃんがしているイメージで、必然的にそうなると思っている方は少なくないと思います。
しかし、実際はそうではありません。若い方でも入れ歯の方はいますし、逆に80歳前後でも歯がほとんど残っていて入れ歯なしの方もたくさんいます。何が違うのかというと、歯をどれだけ大切にケアしているかで左右されます。
私は毎日何分も磨いている、何回も磨いている、3ヵ月に1回メンテナンスしているから大丈夫と思っている方、本当にそれで大丈夫ですか?
大事なのは歯磨きの回数、時間、3ヵ月に1回のメンテナンスだけではなくてケアの質なのです。
いくらたくさん磨いても磨き方が間違っていたり、3ヵ月に1回歯科できれいにしてもらっても家でのケアがうまくいってないと意味がないのです。
ではどうしたら良いのかというとまずはかかりつけの歯科をつくりましょう。
そして、今のセフルケアが合っているのか確認してもらい、正しいセルフケアを習得しましょう。
その後3ヵ月~半年に1回はメンテナンスに通いましょう。ここで大事なのはセルフケアと歯科でのプロフェッショナルケアの両立です。
どちらかだけに頼ると正しい予防、改善ができません。ぜひ一度歯科医院で診てもらいましょう。
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