長崎市長崎駅前の交通会館5Fで開業しております稲澤歯科医院です。
当医院は予防歯科にも力を入れています。
本日のブログは、「フッ素(フッ化ナトリウム)は体に良くない?」と題してお届けいたします。
皆さんこんにちは。
長崎市長崎駅前の交通会館ビル5階で開業しております、稲澤歯科医院の稲澤陽三です。
3月に入り日中は春の訪れを感じられるくらい暖かい日が出てきましたね。
3月は年度末ということで色々な区切りがあると思います。気持ち新たに頑張りましょう。
さて、本題に入りましてフッ素に関しては様々な知識があり、どれが正しいのか混乱している方も多いでしょう。
まず、フッ素と言っていますが正式にはフッ化ナトリウムのことです。
このフッ化ナトリウムももちろん正しく使用しないと悪影響になることは問題ありません。
フッ化ナトリウムより起こる代表的な症状としてはフッ素症(斑状歯)があります。
これは比較的高い濃度のフッ化ナトリウムを永久歯のエナメル質が形成される0~7歳くらいの時期にわたり長期摂取し続けることで起こります。
症状としてはエナメル質がうまく形成されないため色が黄色だったり部分的に濃い白色だったりします。他にも1番硬いエナメル質が形成不全のためエナメル質の下にあるやわらかい象牙質がむき出しになり虫歯になりやすいという特徴もあります。
しかし、歯科医院でのフッ化ナトリウム(フッ素)塗布や家庭でのフッ素配合歯磨剤の毎日の使用では体に悪影響が出ることはなくむしろ虫歯予防としては効果的なのです。
不安なことがあればネットの情報を鵜のみにするではなくかかりつけの歯科や病院に相談して使用すると良いでしょう。
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